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今回はDTM・音楽制作のためのWindowsノートPCのおすすめを紹介します。この記事では2025年8月時点での私の考えを述べます。なお、詳しい選び方については以下の記事をご覧ください。様々な観点から必要な条件について解説しています。
今回紹介するPCについては実際に使って試したわけではないということはあらかじめご了承ください。また、今回はDell, Lenovo, HP, ASUS, Mouse, MSIなどのPCを比較してその中でこちらの記事の要件をある程度満たすものを紹介します。
おすすめ5選
ここでは私が買うならこれかなと思うものを長所、短所を述べつつ挙げます。スペックを自分で判断することができる方は各メーカーのサイトなどでご自身で条件を絞って調べるのが良いと思います。(この記事のリンクから買ってもらえると私が喜びます。)
前提として以下で紹介するPCはどれもストレージは1TB, メモリは32GBにカスタマイズすることができ、CPU性能についても高いのでどれを選んでも基本的に音楽制作をすることができます。その上で長所や短所を挙げているということに注意してください。
最強の性能
とにかく性能が高いものが良い!という方にはLenovoのYoga Pro 7i Gen 10がおすすめです。
長所
- CPU性能が非常に高い
このPCはIntel Core Ultra 7 255Hという非常に性能が高いCPUから選ぶことができるため、CPU性能が重要になる音楽制作に適していると言えます。
- 性能に対して価格が安い
価格は時期によって変わるのでご自身で確認していただきたいですが、この性能がこの価格でという満足感はあります。
- 見た目がスタイリッシュ
次に紹介するYoga Slimもそうですが、LenovoのYogaシリーズは見た目がスタイリッシュで所有欲を満たしてくれる仕上がりになっています。私も家電量販店で見てきましたが、実際に見てもそう感じました。
- 14.5型なので画面が広い
画面が大きいので外出先で外付けのモニターが使えない環境でもある程度快適に作業することができます。
- ポートが充実
MacBook Airなどの最近のPCではUSB-AやHDMIポートが省かれてしまっているものも少なくありませんが、USB-CとUSB-Aをそれぞれ2つ、HDMIをしっかり搭載しています。多くの周辺機器と接続する必要がある音楽制作用途には嬉しい仕様です。
短所
- 重い
約1.54kgとやや重いです。ゲーミングPCのようなごつい見た目ではなくスタイリッシュだが、重いという感じなので、MacBook Proのような感じです。
性能と重量のバランス◎
重量を抑えつつ、性能の高いものが良い!という方にはLenovoのYoga Slim 7 Gen 10がおすすめです。
長所
- 十分なCPU性能
AMDのRyzen AI 7 350というCPUから選ぶことができ、音楽制作には十分な性能です。
- 性能に対して軽くて薄い
約1.28kgと最初に紹介したYoga Proよりも軽いです。その代わりCPU性能は落ちます。
短所
- GPU性能はそこまで高くない
RyzenのCPUはGPU性能がIntelのCPUに比べると低いです。ですが、音楽制作用途ならそこまで気にする必要はないでしょう。
- USB-Aポートは1つしかない
USB-C2つとUSB-A1つ、そしてHDMIは搭載していますが、先ほどのYoga Proに比べると少ないことに注意です。人によってはUSBハブなどを買う必要があるでしょう。MacBook Airなんかと比べるとこれでも頑張っている方ですが。
コスパ良し
ストレージ1TB, メモリ32GBを搭載しつつ価格を抑えたい!という方にはLenovoのIdeaPad Slim 5 Gen 10がおすすめです。
長所
- 安い
価格は時期によって変わるのでご自身で確認してほしいですが、ストレージ1TB, メモリ32GBにカスタマイズしても10万円台前半で手に入るのでお手軽です。
- ポートが充実
USB-Aポートも2つ搭載しているので十分でしょう。
短所
- CPUの世代がやや古い
安い分この辺りはコストカットされています。ただ、古いから性能が大きく低いというより、どちらかというと省電力性の部分で最新のものと差が出てくる感じです。その部分を気にしないのであればありだと思います。
- Thunderbolt端子はない
USB-CポートはThunderboltではないのでデータ転送速度はそこそこですが、充電や映像出力には対応しているようなので個人的にはあまり気にしなくてよいかなと思います。
- 軽くはない
約1.39kgとなっているので重くはないが、軽くもないという感じです。
- 見た目に高級感はない
主観的なので家電量販店で確認できるのであればぜひご自身で確認していただきたいのですが、同じLenovoのYogaシリーズなどと比べるとデザインには差がある印象です。
持ち運びならコレ
持ち運びが楽で音楽制作を楽しめるPCが良い!という人にはHPのOmniBook 7 Aero 13-bgがおすすめです。
HP OmniBook 7 Aero 13-bg長所
- 軽い
約1kgと今回紹介している中でダントツに軽いです。これくらいになると明確に軽さを体感することができます。
- ポートが充実
軽いモバイル端末ですが、ちゃんとUSB-CとUSB-Aを2つずつとHDMIポートを搭載しています。
- 白いデザインがかっこいい
セラミックホワイトというカラーがかっこいいです。音楽制作用の機材はどうしても黒いものが多くなるので新鮮に感じます。
短所
- 画面が小さい
13.3インチなのでノートPCのディスプレイだけで作業するのはちょっときついかもしれません。ここは重量とのトレードオフとなります。
- バッテリー駆動時間はやや短い
こちらも軽さとのトレードオフです。音楽制作などの負荷のかかる作業をしていると5時間も持たないと思われます。逆に事務作業程度なら問題ありません。本体が軽いのでモバイルバッテリーとセットで持ち出すのもありかもしれません。
バッテリー持ち・性能・価格のバランスが良い優等生
全てのバランスが良く、とりあえず買って後悔が少なそうなのがHPのOmniBook X Flip 14-fmです。
HP OmniBook X Flip 14-fm長所
- バッテリー持ちが良い
IntelのCore Ultra 7 258VというCPUを搭載しており、このCPUのおかげでバッテリー持ちが良いです。このCPUを搭載している他のPCは20万円を超えるものも多いため10万円台に収まっているこちらのPCはその意味でお得と言えます。
- ポートが充実
USB-Aも2つ搭載しており、安心です。
- 2 in 1
画面をひっくり返してタブレットのように使うこともできます。音楽制作用途だけであればあまり重要ではありませんが、たとえば学生が学校用に使う場合などは気軽に手書きができたりするのはメリットです。
短所
- 軽くはない
約1.39kgと特別重くはないですが、軽くもないです。
- キーボードにやや癖がある
キーとキーの間に隙間が無いタイプのキーボードで、慣れるまでは違和感があるかもしれません。
まとめ
2025年8月のおすすめPCを紹介しました。前回2月に調べたときよりも魅力的なものが多かったような気がします。私自身も来年あたりに買い替えようかなと考えているので次回が楽しみです。
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